Two jumps in a week

本業はIT技術者。IT技術の話はしません。底辺CXer

茨城CX#2 取手ステージ

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23番グリッド
44位/60人

良かったところ

  • 遅れたためとはいえ、最後まで追い込むことができた
  • いくつかのコーナーで良いラインを見つけ、実戦で有効に活用できた

悪かったところ

  • 試走で選んでいたラインを外したことでメカトラを起こした
  • スタートで埋もれてしまい、得意の区間でアドバンテージを得られなかった
  • 多少腰痛が出た

二周目で常設区間から特設区間への間のぬかるんだミニドロップオフをクリアする際にチェーン落ちをしてしまいました。
試走では外側のラインがドライで安全に抜けられることを確認していたが、内側をどのようにクリアするかを考慮していませんでした。一周目で外側のラインを選び結構な人数にパスされてしまい、それを嫌ってチャレンジした結果の失敗です。
クリートキャッチミスも相まってスタートで埋もれてしまい、普段練習して得意のはずの常設区間で思ったようにアドバンテージを得られなかったことで焦りが生まれたこともミスの遠因だと思います。

最終周では舗装路のバックストレートで捕捉した小規模な集団に、バックストレート端ヘアピン→シケイン→ホームストレート前二連ヘアピンで追いつき、最後のスプリントで差すことができました。
今回のレースは残念なリザルトとなりましたが、追い込まれて始めて自分のメンタルの問題だった部分も大きかったのだ、と再認識できる学びがありました。
とはいえ、大集団ははるか先にフィニッシュを迎えており、自分のタイムを見ても遅れを取り戻したとはとても言えず、フィジカル面、テクニック面でも所詮その程度だということを痛感します。

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自分のレース(C1)が終わったばかりにも関わらず出走前に声を掛けてくれたPAXの宮津くん
ほんといいやつ、ありがたいね。

次戦はそれまでに追加がなければ、これもまたホームグラウンドである幕張海浜公園(SL幕張)。
小貝川にないキャンバーが点在しており上下のテクニックが要求される、泥質のスリッピーな難コースです。


一年点検

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愛車プジョー106が一年点検から戻ってきました。

作業は川口のJ.ENGINEに依頼。
愛想ないけど仕事キッチリ迅速、フランス車ばかりが裏通りの怪しいガレージに集っています。
ちょっと『湾岸』の北見サイクルに似てる感じ(笑)

今は画像手前のメガーヌ2 R26Rを売り出し中のようで・・・内装もそこそこにジャングルジム組まれててなんとも速そう!

今回は細かい作業のほか、燃料フィルターとプラグ、F/Rローター&パッドを交換した。
プラグは親父殿の厚意でなんとNGKのプレミアムRX。
ローターはフロントにディクセルのSD(スリット入)、リアにブレンボのソリッド・プレーン(ベンチなし、スリットなし)とした。
パッドは前後ディクセルのプレミアム。
サーキット行くわけでもないので、このぐらいで十分でしょう。

プラグと燃料フィルタのおかげか2000回転での静寂性が大幅に向上していて、それより上の加速時もエンジンの振動が少なくなっています。
ブレーキ類はまだ当たりが出ていないのかガッツリ効かない感があるので、無茶は禁物かな。

オイルはこの前に安い鉱物油を入れてしまったので、早めに5w-40の化学合成油に入れ替えよう。
さらに違いが出るか楽しみだ。



自転車保険の保険内容と保険料が改定された

自分は自転車保険としてau損保 Bycle Bestのシルバーコースに加入しています。

Bycle Bestは自転車以外のスポーツや、レース中のケガにも適用できるという他社の自転車保険にない利点があります。

www.cyclowired.jp

これまでの保険料は月1,500円だったのですが、先ほどWEBページを見たら10/1付で1,360円に改定されていました。
これについてau損保に問い合わせたところ、後遺障害の補償についてこれまでは第十四級から第一級全ての等級が対象であったが、今回の改定で第七級からの適用となったことに伴って保険料の引き下げを行った、とのことでした。

上記のリンクで後遺障害の等級について調べたところ、第十四級の障害は

  • 一眼のまぶたの一部に欠損を残し又はまつげはげを残すもの
  • 三歯以上に対し歯科補綴を加えたもの
  • 一耳の聴力が一メートル以上の距離では小声を解することができない程度になつたもの
  • 上肢の露出面にてのひらの大きさの醜いあとを残すもの
  • 下肢の露出面にてのひらの大きさの醜いあとを残すもの
  • 一手のおや指以外の手指の指骨の一部を失つたもの
  • 一手のおや指以外の手指の遠位指節間関節を屈伸することができなくなつたもの
  • 一足の第三の足指以下の一又は二の足指の用を廃したもの
  • 局部に神経症状を残すもの


となっており、個人的には決して保険適用外で無視できる内容ではないように思いますが、他に掛けている保険でカバーできるならば、契約を切り替えて保険料を抑えるのも良いかと。

シクロクロスシーズンを迎えてケガのリスクも高まるので、この機会に保険内容や保険料を見直してみてはいかがでしょうか。
もちろん、擦過傷の応急手当てにコロイド包帯は忘れずに。
ご安全に行きましょう!

ズイコウ ハイドロコロイド包帯 大きめロール 10cm幅×40cm巻  10本セット

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茨城CX#1 城里うぐいすの里ステージ

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Photo by ヤスさん

24位/38人

24位でした
順位見ずに帰ったのであとで追記します、多分25位ぐらい。

良かったところ

  • 落車・とっ散らかりなし
  • 芝グラウンドのラインどり

幅が広く設定されているコースでは、最短ラインより安心して突っ込めるラインの方が結果的に速い場合もあるようだ。

悪かったところ

  • 階段で明らかな心肺持久力不足
  • 試走不足でライン一部見落とし
  • 疲れてくると前荷重が増えている感覚があった

心肺持久力については8月の長岡や先日の小貝川練でも感じていたので、ちょっと対処したほうが良さそう。
レース後に脚が追い込みきれていない感覚がある。
試走については最近はやたらに走るよりもコースをよく見るようにしていてこれだった。
今回は初開催ステージでコースも広かったので仕方ない部分もあるか・・・

レース後は自分が終わるのを待っててくれた友人たちと城里町のホロルの湯へ。
ふれあいの里に併設されてる施設なんだけど、うぐいすの里からも15分ぐらいなのね。
近いような遠いような。ていうか城里町が広いね。
あと今回は参加賞に割引券が付かなかったから一般で入ると結構高いw(1000円ちょいした)
風呂入ったあと、併設の直売所でいつものようにハナビラタケを買う。
これ、醤油バターで炒めるとめっちゃ美味いんです。

次戦は勝手知ったる?小貝川リバーサイドパーク。
JCX&UCIということで今回は出場のなかった知り合いも多く参戦する予定なので楽しみ。
常設コース+特設コースの構成になるようなので、特設部分を去年の動画など見て予習しておこう。




2017-2018シーズン参戦予定

今週末9/24の茨城CX #1からいよいよ2017-2018シーズンのシクロクロスが開幕する。

すでに10月ぐらいまでのレースのエントリーも開始しており、意識の高い諸氏においてはエントリー峠*1にも果敢にチャレンジしたことと思われる。

自分は先日、茨城#2の申し込みをすっかり忘れていてC4が締め切られていたのだけど、キャンセル待ち登録して運営にリプライ送ったら数時間後に繰り上げの連絡。やったぜ。

やったぜ。とか言っている場合ではなく、普通にアホなので今シーズンはあらかじめシーズン中の出場計画を立てて、HP不足*2でエントリーできないとかそういう事態を招かないようにしないといけない。いい歳なので。

参戦計画

  1. 9/24 茨城#1 (うぐいすの里)
  2. 10/9 茨城#2 (小貝川)
  3. 11/3 SL幕張
  4. 12/17 湘南#1(中井) or 東海#4 (WNP)
  5. 1/7 千葉#1
  6. 1/28 茨城#3 (ふれあいの里)
  7. 2/10 お台場
  8. 2/25 茨城#4 (土浦)
  9. 3/4 千葉#2

この他にバイクロアとJapanCup(観戦)で遠征する予定。バイクロアは実家だけど。
できれば月2で出たいけど、仕事のこと考えたら月1が安パイかなー。どうせまた増えるんだろうなー。




*1:シクロクロスは早く申し込むほど有利なポジションを取れる

*2:生活費口座の残高の意

CXを更新(古い)&ディスク化

新しいけど古い

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諸般の事情がありまして、シクロクロスバイクを更新しました。

zek5820.hatenablog.com
zek5820.hatenablog.com

製造不良でレース一発で逝った2012モデル、その後2.3シーズン(0.3は今年のポストシーズン分)を共にした2015モデル、そして今回縁あって2014モデルを迎えることに。
年式が古くなっていますが、ジオメトリはこれまでと完全に同一。
2015モデルと比べるとエンド周りの仕様が若干異なるが、実用には全く問題なし。

仕様

バイクの乗り換えとは関係なく、今シーズンはこれまで酷使したZONDA 2-wayを引退させ、ディスクブレーキ化する予定でした。

  • Lapierre CX Carbon 2014 TT520
  • Shimano WH-M8000(XT)(QR, 29er)
  • IRC SERAC CX X-Guard TL
  • ST-5800
  • FC-6800 172.5mm
  • Wolftooth Narrow-Wide 40T Chainring
  • RD-R8000GS
  • CS-HG800(11-34T)
ホイール周り

これまで大手メーカー(シマノ、カンパ、マヴィック・・・あたり)からは

  • ロード11速カセット対応
  • チューブレス対応
  • ワイドリム

を満たす完組ホイールが出ておらず、ディスクブレーキ化するにあたりネックでした。
しかし、新型アルテグラに11-34Tが設定され、これが同社のMTB用ホイールに装着できるため、XTホイール(QR, 29er版)のような安価かつ品質の良い完組ホイールを流用できるようになりました。(重量には目を瞑る)

手組みもギリギリまで検討していたのですが、自分の競技レベルに照らしたときに信頼の置けるメーカーの完組の方がメリットが多いと判断しました。

駆動系

これまで38T * 11-32Tの構成でしたが、リアカセットが11-34Tになったためフロントの歯数を40Tにしました。これでも最小ギア比は1.1875→1.1764...と0.01強小さくなっています。
これまでのレースでも32Tを使う場面はほとんどなかったのでトップ側のギア比を大きくする方向で問題ないはず。

また34Tに対応させるため、リアディレイラーは発売されたばかりのRD-R8000GSをインストールしました。
R9100系に並ぶ側方の出っ張りが抑えられたデザイン、チェーンが暴れにくい設計はシクロクロス向きだと思います。

ブレーキ

予算がないので、機械式ディスクブレーキに。
周りが使ってるし、レジェンド小坂(父)も使っているので迷わずCX77をチョイス。
シクロクロスは先人に学ぶ。

「今は自分にとってはディスクブレーキは手放せません」 - | cyclowired

重量増のデメリットはありますが、カンチやVブレーキに比べコントローラブルかつストッピングパワーが勝る、より幅の広いリムを使えるなど制約のシビアなシクロクロスにおいてディスク化するメリットは大きいです。

ひとまずはCX77で満足していたのですが、先日小貝川で練習した際にASHIMAのキャリパー型油圧ディスクを触らせていただき、結構良い感触だったのでシーズン半ばのメンテ時にはキャリパーだけ変更するかも・・・。




サラリーマンライダーがレース後いかに自転車の洗車をするか

Keep Your Bike Clean

シクロクロスシーズンが近づいているので、旬な話題を投稿します。
シクロクロスでは当然ながら自転車が汚れるので、室内保管の場合は洗車が必要です。

レースが土曜開催ならば翌日まで車に放置ということもできますが、
日曜開催の場合にそれをすると平日の夜に車から引っ張り出して洗車、というのが面倒になり
結局次の週末までノーメンテ、ということも起こり得ます、起こりました。
ノーメンテで次のレースに望むのはメカトラの観点からも、精神衛生上も好ましくありません。

また、ケルヒャーなど高圧洗浄機が使える環境にないという制約もあり、
限られた環境の中でいかにスピーディー&イナフに洗車するかは個人的な課題でした。

今回は2シーズンのシクロクロス経験から自分なりに蓄積したノウハウを書こうと思います。

駆動系の洗浄

チェーン、スプロケット&チェーンリング、ディレイラー類にフィルタークリーナーを塗布します。

フィルタークリーナーを用いる駆動系洗浄は界隈では有名な方法です。
油分に強力に浸透し、水分で乳化して一緒に流れ落ちるので全体の洗車をする前に行います。
自転車の洗車 レースメカニックはこうする - Kinoの自転車日記

なお、汚れ度合いによってはフィルタークリーナーでの洗浄を省略して、パーツクリーナーで表面の土埃を軽く落とすのみの場合もあります。

全体を洗車

Muc-Off マックオフ NanoTech Bike Cleaner 1L

Muc-Off マックオフ NanoTech Bike Cleaner 1L

次にフレームやホイールを洗います。
前行程で塗布したフィルタークリーナーが流されないようフレームに軽く水を掛け、濡らしたスポンジでシャンプーを泡だてて全体を優しく擦っていきます。
100均などで買えるメッシュスポンジがフレームに傷が付きにくくおすすめです。

シャンプーは自動車用のものなど使い比べたのですが、上で紹介したMac-Offのものが泥汚れに強くシクロクロス向きでした。
タイヤの汚れはシャンプーを直接スプレーし、たわしなどで泥をかき出すと良いです。

サドル裏、シートポストのヤグラ、バーテープなどは泥が残りやすいので念入りに洗います。

すすぎ&拭き上げ

SCOTT Shop Towels ブルーロール 55枚2ロール組

SCOTT Shop Towels ブルーロール 55枚2ロール組

フレームを洗ったシャンプーと駆動系に塗布したフィルタークリーナーを水洗いします。
水はサドル、ハンドル類→フレーム、タイヤ→駆動系、と上から順に掛けていくとシャンプーが残らないです。

シャンプーが洗い流せたら、乾いた布巾やペーパーウェスで拭き上げます。
これもすすぐ時と同じ順序で拭いていく(汚れが落ちやすい場所から拭いていく)と残った汚れが移りづらいです。

ここまで終わったら洗車用品を片付けて、一旦バイクを家の中に入れます。

駆動系の水分を落とす&注油する

前行程で水分を拭き取りましたが、駆動系、特にチェーンのコマには水分が残りやすいです。
チェーンに水分が残るとサビるので、ペーパーウェスで残った水分を吸い取ります。
次に、水置換性のオイルを吹き付け細部に残った水分を追い出します。
ここではAzの超極圧を紹介していますが、ワンランク下の極圧のものでも十分です。
このオイルを吹き付けることで残った水分と汚れを一緒に洗い落とすので、ケチらずウェスを当てて吹き付けます。

オイルが表面に残ると埃を呼ぶので、水分と汚れが取れたら余分なオイルはウェスで拭き取ります。
このオイルはあくまでチェーンのコンディションを保つ目的で塗布しており、レース前にはレース用のルブを別に塗布しますが、練習ぐらいならこのオイルだけでも十分です。