茨城CX #3 城里ふれあいの里 C4-A
Photo by 斎藤さん
30m近くを一気に駆け上がる「天国への階段」で3人の選手が並ぶってなかなか珍しいかも。
自分もさることながらCRUNK GORILLAの人がいい表情してる・・・。
BibNo.13
20位/40人(50%)
前日の行動
30kmほど荒川CRでコンディショニング走。
追い風基調でスピードが出て楽しかったが、少々手を抜いた感・・・。
夕飯
- 自家製麻婆ラーメン
- カマンベールチーズ(1/2)
- スナック菓子
- ビール(500ml)
今週残業続きで疲れていたので、ガッツリ食べて身体に喝を入れたかった。
興が乗ってビールにスナック菓子までいただいたのはやりすぎた。
とある友人も先日に「レース前日に気持ちが緩んでつい少し飲んでしまうが、翌日のパフォーマンスが下がる」という旨の発言をしていた。
機材
- Lappiere CX + WH-M8000
- FT: MAXXIS SpeedTerrane 2.0bar
- RT: MAXXIS SpeedTerrane 2.2bar
ビードに噛んだ草などを除去したのに、どうにもリアの空気が抜ける。
2.2barまで入れれば30分はもつので、不利を承知で空気圧を高めにセッティング。
お台場前に一度タイヤを外して点検した方が良いように思う。
2月にはIRCから満を辞してSERAC Edgeが発売されるらしいので、来シーズンはIRCに戻そうかな。
ウェアリング
- レース時:タンクトップインナー+裏起毛ジャージ+スキンスーツ
- オプション:ネックウォーマー、サイクルキャップ
- 待機・試走時:レースウェアに裏起毛タイツ、防風ジャケット等
今回はシビアなコンディションが予想されたので、いつも以上にウェアリングに気を遣った。
待機・試走でスキンスーツの上から履いたタイツは思いの外快適だった。
しかし、本来インナーとして着るタイツを表に穿いたので、見栄えが悪い・・・。
出走直前にさっと脱げるロングジッパーのタイツやアップパンツ的な物を探したい。
また、出走用のニーウォーマーないしレッグウォーマーの必要性も感じたが、その場合ずり落ちない製品の選定も必要だろう。
中に着た裏起毛ジャージは思ったほどモタつかなかったが、長袖のメリノインナー1枚で良かったように思う。
オプションのネックウォーマーはレース中になると首元が暑くなり余計だった。
サイクルキャップは頭部の冷えを防いでくれ、非常に快適だった。
また、会場で宮津くんにもレイヤリングを聞いてみた。
宮津くんの場合は
- レース時:ノースリーブインナー+スキンスーツ
- オプション:ニーウォーマー
- 待機・試走時:ニーウォーマーの上からレッグウォーマー、フリースジレ
で過ごすそうだ。
もちろんC1とC4で運動強度が段違いなので参考程度だが、ニーウォーマーの上からレッグウォーマーを重ねるのは良いアイディアだと思った。
(ジレだけで腕寒くないの?!と聞いたら寒くないですよ〜といつもの調子で返されて苦笑)
レポート
スタートループは舗装路の長い登り、苦手なレイアウト。
幸い2列目スタートだったので12〜13番手あたりで様子を伺いました。
すると、コースイン地点付近で先頭集団が行儀よく列を作ってインがガラ空きになっていたので、差し込んで7番手。
茨城CXは人数で組を分ける場合、A組は経験者で固めますね。
「"たまたま"(?)ライバルの少ない組にエントリーしたら(??)周り初心者ばっかで(???)昇格できちゃったぜ〜」というごっつぁん昇格は許さねえぞ!という強い意思を感じます。ひええ。
しかし林間セクションでペースを上げられずにいると、FM730清水さんと48Product馬場さんが後ろに迫っているのが見なくても判りました。
Lap1のキャンバー区間で馬場さんに先行を許し、Lap2に入ります。
Lap2ではHONS杉浦選手と林間セクションでランデブしていたところ、先行していた馬場さんがメカトラでコース脇に。
あっさりポジションを上げましたが、安心による集中力切れからか、アスファルトに落ち葉の溜まったドロップオフで前輪に荷重しすぎてしまい落車し、今度は杉浦選手に先行されます。
レース後にチェックしたところ幸い身体にも機材にも大きなダメージがなかったのですが、アスファルト路面で落車したことによって心理的にナーバスになり、Lap2のキャンバー〜階段で大きく遅れてここで馬場さんと後方から上がってきた清水さんに再度先行を許してしまいました。
試走では昨年よりもキャンバーを乗れるようになっていて手応えを感じていたのですが、本番でプレッシャーがかかったり自分のラインが制限されると途端にボロが出る典型例です。
いやはや、ふれあいの里のキャンバーは国内のレースの中で一番しんどいんじゃないかな?
Lap3は青色吐息で無難にこなそうとするものの、キャンバーで杭にチェーンリングが挟まり、最後の階段でさらにポジション2つ下げて終了。
今回は雪(氷)+泥+キャンバーと、とにかくトラクションの掛からない難しいコースでした。
キャンバーは斜度も急で再乗車が難しく、乗り降りとリア荷重の観点からサドルを下げるなど対処すべきでした。
2/11に控えている東京CXでは、サンドエリアを大幅延長ということもあり、効率的にトラクションを掛ける工夫も必要になるでしょう。
非常に寒い中のレースにも関わらず、いつも応援や道具を貸してくれるみなさま、ありがとうございます。
次は翌週2/4の前橋CXです。
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セルモーターとスピードセンサー故障
雪が降った際に上がってきた湿気でやられたのか、セルモーターが不動に。
翌日にリトライしたところ、なんとか通電して弱々しく始動。
最近スピードセンサーも不調で走行中にメーターが居眠りすることがしばしばあったので、動くうちに合わせて工場で修理。
シーズン中に7万弱の出費は痛いな・・・。
- 出版社/メーカー: ネコ・パブリッシング
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湘南シクロクロス #2 開成 C4-2
Photo by カズマさん
リザルト
BibNo.8
3Laps 14位/58人出走 (24%)
機材・準備など
前日夕食:ラーメン(夕方)、白米、豚バラ鍋(残りに鶏団子入れた)
当日朝食:スープパスタ、VAAMドリンク
出走直前:焼きそばパン、白湯
千葉より朝が早かったので、朝食を軽めにして現地でパンを食べた。
気温:10℃
Fタイヤ:SPEED TERRANE 2.2bar
Rタイヤ:SPEED TERRANE 2.2bar
平坦基調で舗装路・砂利が多いので直線で優位性を持とうと高めにしましたが、これは失敗しました。
詳細はレポートにて。
レポート
2年前に初めて出場したカテゴリレースであり、トラブルに見舞われた湘南開成。
お台場までまだ間があるので、予定を埋める意味でもリベンジマッチ。
2年前はキャンバー途中に現れる階段や折り返し、コンクリートのドロップオフに終始ビビりっぱなしだったが、(遅いなりに)2年の経験を経たいまの俺の敵ではないぜ。
千葉CXで関東ランキングを得ていたため、スタートグリッドは8番。
1列6人だったので2列目のグリッドとなったが、まあまあ良い位置。
今回は平坦スタートだが、千葉のスタートで出遅れたことを思い出す。
番号が若い(ランキング上位)は自分より左側に多いので、左側へ抜けられるように前の選手の後輪と自分の前輪はスタート前にオフセットさせました。
スタート直後、読み通り左前方2人が飛び出し、自分の前の人が出遅れたので難なく前へ抜け・・・ていくがやはり上位者は速い!
選手が密集した中であまり必死になると落車を起こしかねないので一旦冷静になり、自分よりさらに後ろから抜け出してきた人も含めて8番手ぐらいで1コーナー〜キャンバーに進入しました。
キャンバーの芝は深めに残されており、トラクションが稼げずあまりスピードが乗らない。
SPEED TERRANEのサイドノブのおかげでスリップダウンするようなことは無かったですが、もう少し空気圧を落として接地面を稼いだ方がよかったのではないかと思います。
このコースでは特筆すべきセクションはキャンバーぐらいで、あとは小さなこぶを織り交ぜたヘアピンと芝が重く長い直線が続くのですが、試走時は乾いていた地面がレースでえぐられて一部に泥が現れており、Lap2でタイヤに泥が乗った直後のコーナーで軽い落車をしました。
幸い芝路面だったのでほぼ無傷でしたが、サイドノブが付いていてもやはりスリック系タイヤはグリップの掴みどころが難しいな〜と。
前回千葉と同様に自分の中では強度を出しながらも前方の人数や差を確認し、なんとか前走者がタレて降ってきてくれないかな〜と願っていたのですがタレるのは自分の方で、踏めども踏めどもわが自転車前に進まざりて。
コーナーの立ち上がりではダンシングを心がけたおかげで腰もまだまだイケるのに進まない。
いや、違う、前も自分と同じだけ踏んでいるか、自分より速いのか。(当然の帰結)
そんなこんなで、大崩れはしないものの脚が足りずにいつもの黄金のタレ。
ズルズル順位を下げて14位でゴール。
・・・千葉と同じじゃん。
次戦→1/28 茨城CX #3 城里ふれあいの里
10月の取手以来の茨城CX!今シーズンは茨城の中の人とも交流が増えたため、あまり久しぶりな感じがしないぞ。
ふれあいの里は得意なステージではないのですが・・・せっかく関東ランキングも獲得しているので再来週までパワーを出すトレーニングに取り組んでみようと思います。
- 作者: 石川啄木,金田一京助
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バイクロア7
Bikelore7 from Toshiki Sato on Vimeo.
順番が前後しましたが。
昨年12月のバイクロア7では3レースに出場しました。
自分のシクロクロスはバイクロアから始まり、これで3回目のバイクロアです。
ファンクラスA
BibNo.10
15位/76人
Lap1: 05:24.771
Lap2: 05:33.965
Lap3: 06:00.758
Lap4: 05:48.234
Lap5: 05:41.430
Lap6: 05:42.253
試走に間に合わず・・・
2列目からホールショットを取りしばらく先頭を抑えていましたが、コース中程でミスコースしてしまい復帰の際にアスファルト路面で転倒。
動揺を抑えて復帰しましたが、1周目の残りセクションで攻めきれず順位を落としてしまいました。
良かった点
- 躊躇せずホールショット獲得
- アップ代わりの彩湖までの買い物がちょうど良かった
- 泥路面の処理
悪かった点
- 試走ができなくともコースウォークは必ずする
- ハンドル周りの固定を今一度確認・・・
サンセットクラス
BibNo.26
14位/76人
Lap1: 05:41.025
Lap2: 05:44.293
Lap3: 06:05.051
Lap4: 05:51.843
Lap5: 06:06.121
準備不足というか、当日隣の彩湖で開催していたY'sロードの物販で調達すればいいか〜と日和っていたのですが、めぼしいものが見つからず途方に暮れていたところ、ブンさんにVOLT800を借りられたおかげで人権を得ました。
ファンクラスで散々滑るポイントを抑えていたので、視界が制限されながらもまずまずのペースで周回を重ねます。
最終ラップ、後ろから数名のパックが追ってきて、「後ろ人詰まってるよ〜」とのプレッシャー。
最後のレースで荒れるのもアレなので譲ったら、そこにいたのは同一周回のやまちぁん!!!
待てコラーーー!!と追走するものの、一度前に出してしまうとそこはC2の意地か、キッチリ立ち上がりで置いていかれ惜敗。
良かった点
- 路面状態の変化に対応したコーナリングをすることができた
- 先の展開を想像した上でペースを作り、理想的な状況で追い抜きを掛けることができた
悪かった点
- ライト類の準備不足
- 後方に対しても彼我の速度差を把握して譲らない相手には譲らないことを徹底する
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オウルクラス
Photo by THM
BibNo.38
45位/87人
5月の白州バイクロアに引き続き、今回もオウルクラスに参加しました。
前回は日和ってTシャツに目出し帽という格好でしたが今回は世間の流行?を取り入れて、輝く純白の衣がエキゾチックな某最古のゆるキャラ?の装い。
こういった衣装を作ったの初めてなんですけど、単なる白い布でも切って縫ってするだけですごい手間が掛かる・・・。
世のコスプレイヤーさん達へのリスペクトが5000兆ptぐらい増加。
結局直前まで目出し穴を作り忘れて前が見えなかったり、汗に濡れた生地が空気を通さず後半呼吸困難で死にそうになったりして45位。
(呼吸が辛くてパワーが)出ません!出ません!
いや、こんな状態で怪我なく走れただけで十分です笑
メジェド様、会場からも思っていたより認知度があり、しっかりMCからもコールしてもらえたので満足。
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シクロクロス千葉 C4-1
Photo by 齊藤さん
リザルト
BibNo.16
5Laps 14位/48人出走
機材・準備など
前日夕食:ラーメン、餃子、ライス
当日朝食:焼きそばパン、スープパスタ、オレンジジュース、VAAMドリンク
出走直前:適時白湯のみ
家事が忙しかったこともあり、ラーメンライスで無理やり炭水化物チャージしたのですが、むしろ背脂などのおかげでお通じがよくなったことがプラスに働きました。
気温:10℃
Fタイヤ:SPEED TERRANE 2.1bar
Rタイヤ:SPEED TERRANE 2.1bar
レポート
昨年と同じ千葉ポートタワー会場ながら、ボリュームアップしたシクロクロス千葉。
国内で数少ない海岸の砂浜を含むコースで、開催3年目のローカルレースながらC4では50人以上のエントリーを集めるなど徐々に認知度も上がっているように感じました。
今回は朝イチの出走スケジュールのため、試走では難度の高い砂セクションに絞って反復し、同時にアップを済ませました。
グリッドは2列目でしたが、スタート直後からキャンバーを登っていくことと、今年のレイアウトでは人が詰まりやすい区間が解消されたため、無理に脚を使って前に出る必要はないと判断しました。
しかしスタート直後、前走者に詰まり自分の想定ペースより出遅れてしまい、キャンバーの最高地点で12〜15位程度の位置であると確認しました。
振り返るとスタートで前走者に詰まったことも、自分の判断に迷いがあったことの結果であり、脚のフレッシュなうちはやはりペースを上げて前方に出ることをもっと意識すべきだと思います。
今回、砂の轍が少ない朝イチの枠に出場したのですが、試走の時点でラインが掘り返されていたので想定より乗車するメリットが少ないだろうと判断しました。
砂セクションで不必要に後退してしまうと、その後の林間セクションでペースが上げられずにレースが終わるので、1周目はイーブンペースで冷静に順位を保つことに徹しました。
Lap2に入ったときに山崎さんから14位!と声を掛けられ、前方に見える選手の数と自分の体力から12位程度までは順位を上げられるかもしれない、と考えました。
そこで2周目では海岸線エリアでも波うち際のラインで乗車を試みたのですが、ランとスピードが変わらないため途中でランに戻し、ここで20番手ぐらいまで順位を下げてしまいました。
今回のレースではここが最大の失敗点で、試走した中で判断が十分にできていなかったためのミスでした。
砂セクションで前に出られてしまったことで、後半の林間セクションで少々蓋をされてしまいこの時点で12位までの追い上げはできないだろうと判断、3Lapに入った段階で14位へのリカバリーを目標に再設定しました。
Lap3では前方、後方ともに距離が開いており、パワー不足のキャンバー上りで後方が詰めてくるものの、ほどほどに踏ん張って逃げて下りのテクニカルセクションで差を稼ぎつつ前方との差を詰めました。
砂セクションに入った段階で抜かれた選手のうち見覚えのあるイナーメのジャージが見えたので、(おそらく地脚があるであろう)イナーメの選手に砂セクションの終わりまでに追いつくことを目標にペースを設定しました。
実際には十分なペースを出せず、砂セクションを抜けた段階でイナーメの選手はまだ前にいたのですが、幸い前方がクリアだったので林間セクションで十分に追いつけると判断しペースを上げ、Lap4に入った段階で150m程度の差まで縮めることができました。
やはり上りではパワーのあるイナーメの選手に差をあけられてしまいますが、下りまで持ちこたえればテクニカルセクションでチャンスがあるかもしれないと踏ん張って様子を見ていたところ、下り始まる手前のシケインでイナーメの選手が落車し、テクニカルセクション前にポジションを上げることができました。
テクニカルセクションで50番の選手をかわした後は前方がクリアで、砂セクションでイマイチペースを上げきれない部分がありましたが、とにかくLap2のようなミスが無いようマージンを取って"こなし"ました。
林間セクションに入る直前あたりで、自分の前走者がゼッケンNo.1のSHIDO-WORKSの選手であることが分かったので、これは意外とシングルポジション周辺が近いかも?と考え、最終Lapに向けてペースアップしました。
しかし、最終Lapでも大きなミスや落車なく追走したものの、ポジションアップはここまでで最後は一人旅でレースを終えました。
今回も昇格からはまだ遠いリザルトですが、年末のレースでは落車が続いたこと、そもそもコースを把握しきれていなかったことを考えると、レース前からの戦略的な行動や、部分部分でしっかりと勝負を仕掛けることができた非常に実りのあるレースでした。
CX千葉は3月にも開催を予定していますが、次回もぜひ参加し今回の反省をもとにステップアップを目指します。
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中国CX#4 広島庄原ステージ C3+C4
Photo by 中国シクロクロス official
写真ありがとうございます。
3番グリッド
18位/38人
去る11/26、同日程のウラでビッグレースである野辺山CXが開催されていたのですが、思うところがあったので中国CXに初エントリー。
今年は旅行も行っていなかったので、西村氏と大阪在住の高柴氏を誘い前入りは尾道に宿を取りました。
大阪までは西村氏のマーチ、大阪からは高柴氏のモビリオスパイクに載せ替えて男3人バイク4台の快適車載。
倉庫を改装した商業施設につくられたGIANTストア尾道に立ち寄ったり、お好み焼き、尾道ラーメンで前日の英気を養いました。
ジャイアントストアでは新型PROPEL SL Discの実車を見たのですが、全くケーブルが外部に露出しておらず仮組みかな?といった姿、極限まで薄くシェイプされた前方投影面、とこれまで自分が乗っていたロードバイク/シクロクロスとは異なるパラダイムの乗り物なのでは?と驚きました。
レースレポート
さて肝心のレースですが、地方開催のレースのためカテゴリーはC3とC4合同出走。
広島庄原公園の遊歩道を利用したコースは全面的にコース幅の狭いトレイルで、積もった落葉がスリッピーかつラインの判別を困難にしており、試走の段階で非常に難度の高いコースであると感じました。
一方、プロファイルは3〜5%のゆるい登りと急激な下りの組み合わせといった形になっており、下りで危険を冒すよりも登りでパワーが切れないようペース配分していくことが重要であると感じました。
グリッド3番でフロントローを取りましたが、前日まで続いていた体調不良が祟ってかスタートで全く前に出ることができず、冒頭の画像の時点で7〜8番手に沈みました。
その後、10番手前後のパックで前方パックを追っていましたが、大きな下りでラインを間違えて崖下の薮に2mほど転落。
幸い身体にもバイクにも大きな損傷がありませんでしたが、薮から抜け出すのに手間取り、その間に順位を10ほど下げてしまいました。
そうなると周囲にいる人数もまばらとなり、何のために遠征費を掛けてここで走っているのか、といったネガティブな感情が疲労感となって押し寄せてしまい、ペースを上げることができなくなりました。
その後は精彩を欠いた『こなす』走りで、トップから3人ほどにラップされてレース終了。
残念なリザルトとなってしまいましたが、運営次第では全日本選手権も開催できるレベルのタフなコース、普段交流のない地域の方々のシクロクロス熱を感じ、シーズン折り返しで後半戦へのモチベーションをいただくことができました。
年内のレースは12/2, 3にバイクロア、カテゴリレースは12/17に2年ぶりの湘南シクロクロス、中井ステージです。
運営のみなさま、改めてありがとうございました。
良かったところ
- 特になし
悪かったところ
- 体調不良
- 試走がコースを周回するに終始してしまい、危険な箇所でのレースメンタルでの処理を考慮した検討が不十分だった
- ノブに頼った走り方をしていたために急に抜けたグリップに対応できない場面があった
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スターライトクロス C4B
Photo: 堀さん
22番グリッド
24位/67人
良かったところ
- スタートからの位置どりがうまくいき、シケイン前のわちゃわちゃを回避することができた
- 事前の情報収集によって、困難なセクションをうまく処理することができた
- 前回の反省からチェーンガードを付けたことで落車などがあっても不要なメカトラは回避できた
悪かったところ
- 身体の準備不足からくる疲労が残り、全体的に動作が雑になりミスが重なった
- 平坦区間で踏み負けていた
シクロクロスシーズン前半の山場であるスターライトクロス。
幕張海浜公園のMTBコースをコアとして公園全体を縦横断する大変タフなコースです。
今シーズンからUCI規格のレースとなり、レース中のライト類の使用が制限されたため、上位カテゴリー選手は投光器の光だけを頼りに見えないラインを攻める、さらにタフなレースとなりました。
自分はヘッポコなので日中12時前スタートの普通のレース。
これまで数週間週末を台風で潰され、この週末も荒天が危惧されていたのですが、幸運なことに当日好天に恵まれ、久しぶりの青空の下でのシクロクロスを楽しむことができました。
スタートグリッドは22番で、確か3列目。
ホームストレートはUCI規格で6mの幅が取られていますが、すぐにシケイン、幅の狭いレイアウトに入るのを確認していたので、
どのように集団が動いても頭を取れるよう中央寄りのグリッドを選びました。
スタート前には「さくらモーニングクルーズ」の主催であり、今シーズンは自分と近くの順位を推移している馬場さん、同じC4で2シーズン競い合ってきた清水さんをマーク。
スタートし、2コーナーで前方の馬場さんが落車しパス。
コーナー直後の小テーブルトップは人が詰まる前に侵入し無難にクリア、シケイン〜シングルトラックに9番手で入ったことを確認しました。
スタート直後は後方からのプッシュが激しいため、急勾配など位置どりが大切なセクションでは無理に脚を使わず、降車も織り交ぜてラインをキープし後方走者を牽制します。
泥でスリッピーとなり降車が必須となるセクションでは、事前に収集した情報から踏みやすくなっている場所を見極めるなど、ミスをしないよう慎重に進め、1周目〜2周目を9位か10位で推移。
Photo: 小倉さん
得意のヤシの木セクションでは盛り土のラインをうまく使い、後続に差をつけることができました。
しかし、2周目最終コーナー後、ホームストレートに入る前の段差の処理を誤り、冒頭の通り前転落車を起こしてしまいました。
左レバーが曲がったものの幸い身体にダメージは少なく、バイクもすぐに修正してレースに戻ったものの、ここで集中力が途切れてしまい細かいミスが続き3周目はズルズルと順位を下げるばかりでした。
身体に疲労を残したままレースに臨んだことによって集中力を切らしたことについては、週末の悪天候が続き、自転車に乗ることもままならなかったのは仕方ないとはいえ、条件は周りも同じである以上ランや室内トレーニングに切り替えるといった対処を取るべきでした。
ただ、その中でも序盤にプッシュすることで良い位置につけることができたことで、次戦でも積極的に動いていこうという学びを得ました。
余談ですが、今回は久々にウェアのよく汚れたレースとなったのですが、特にキャンバー前の水溜りでできた泥は何やらバイオティックな香りを放っており・・・
レース後すぐに風呂場でヘルメットからシューズまで洗濯することになったのですが、巷で評判のオキシクリーンを使ったところ非常に良い結果が得られました。
現在他のものの洗濯・洗浄にも試しているので、結果がまとまったら詳しく記事に起こしたいと思います。
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