シクロクロス東京・観戦編 (2016/02/14)
開けた2/14は強い人たちの日。
朝方に電車が止まるほどの暴風雨だったが、CL1、男子エリートの時間が近くにつれ天候は回復。
やはりエリートライダーは神の祝福を受けているのか・・・
CL1はパナソニック坂口選手が圧勝、與那嶺選手は2位に終わるものの、同い年武田ワカには先日のCX千葉のリベンジを果たす。
男子エリート。
後方から順位を上げ、ペースの下がった竹之内に代わって海外招待選手を抑えにかかる小坂光。
全米チャンピオンジェレミー・パワーズとの勝負は最終周までもつれ込んだ。
勝敗は海岸線エリアで別れた。
砂が固められ走りやすいが、大回りになるラインを取った小坂に対して、
より抵抗が大きいが、内回りのラインを踏み倒すパワーズ。
惜しくも、CX東京での日本人初優勝はならなかった。
しかし、これまでと違い2位(小坂)・3位(竹之内)と乗るべき人が表彰台に乗ったことは喜ばしい。
レース後にパワーズが言うには、実は前の周で遅れを取ることを覚悟で同じラインを走り、
そのラインが最終周で勝負に使えるかを見極めていたらしい。
すごい、自分にはそこまで先のことをレース中考えている余裕などない。
勝つっていうのは、目に見えている3m先に速く到達するだけじゃダメなんだ。
生きていくことも同じだと思う。
縁あって日頃やりとりしてるPAX PROJECTの面々。
トップ選手だけがヒーローじゃない。
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